いっそ関わりなんてない方がよかった 一点の交わりもない完璧な平行線上 僕らはいつも何かにとらわれていて 形のない正解を当てようと躍起になっている 手さぐりでたどるぼやけた輪郭は 次の瞬間には形を変えて いつまでも終わらないかけっこ ▽つづきのつづ…
「飛び跳ねる雨粒みたいな 君の笑い声が好き」 という君が好き 好きは目に見えないから 透明に違いないわと予想する深夜 透明になったつもりでビニル傘越しに 貴方をこっそり見つめる 拝啓 雨の神様 風邪などひかぬよう 傘を贈ります 敬具 風邪をひいたので…
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